FC2ブログ

【テレビ】ヒトラー・チルドレン~ナチスの罪を背負って~

放送:NHK BS

ヒトラーとナチスによるユダヤ人集団虐殺、ホロコーストを指揮したナチス幹部たちの残虐な行為は、彼らの子孫に何を残したのだろうか。
ヒトラーの後継者に指名されていたゲーリングを大叔父に持つベッティーナ・ゲーリング。「彼の残虐性を受けついでいるかもしれない」血筋を断絶したいと、兄とともに避妊手術を受けた。ナチスの親衛隊長ヒムラーの弟の孫、カトリン。家ではヒムラーのことはタブーだったが、沈黙を破り、その過ちへの罪悪感を綴った本を出版した。今はユダヤ人と結婚している。アウシュヴィッツ収容所の所長だったヘスの孫、ライネル。父は収容所敷地内の邸宅で育った。今回初めてアウシュヴィッツを訪れたライネルは、邸宅から壁一枚隔てた場所にガス室があったことを知り、絶句する。イスラエルから訪れていた学生たちから辛辣な質問を浴びせられたライネル。ホロコーストを生き延びた老人から「君がやったわけじゃない」と声をかけられ、堪えていたものがあふれ出す。
ナチスの重要人物の息子や孫、子孫に当たる5人のドイツ人を取材。親族をホロコーストで亡くしたユダヤ人監督が、過去を背負いながら生きる彼らの姿を描く。イスラエルとドイツの共同制作。
原題:Hitler’s Children
制作:Maya Productions / WDR (イスラエル/ドイツ 2011年)


まず思ったのは、情緒の点で、問題の親族が直系の先祖(父親や祖父)の場合と傍系(大叔父)の場合では、感じかたに差があるのでは、ということです。日本人の感覚と欧米人の感覚に違いがあるのかもしれませんが、大叔父の血は自分には流れていませんので、彼がどんな悪人であっても私だったら自分を責めることはしないのではないかと思います。

さらに論理の点でいえば、直系の先祖のしたことでも自分に責任がないのは明白です。私だったら、ヘスの孫のようにユダヤ人たちに謝罪したりはしないと思います。親族にも罪があるというのは前近代的な考えです。

ただし、彼らの立場は想像を超えるものがあります。実際に自分が同じ立場だったら、このような冷淡な考えは持てないのかもしれません。

なお、彼ら親族の中にはナチスを肯定する者や、ガス室の存在を否定する者もいるそうです。どちらにせよ、すでに他界した親族の“有名人”に人生を規定されてしまったと言えるでしょう。

スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

sidetitleプロフィールsidetitle

えいび

Author:えいび
日々の出来事、映画やアニメの感想です。

sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle最新トラックバックsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitleFC2カウンターsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleリンクsidetitle