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【時事問題】オリンピック招致

2月8日の朝日新聞朝刊に、夏季オリンピック招致に関する記事がありました。引用します。

「オリンピック呼ぼうって言ったのに 東京・広島、選挙しだい」

日本オリンピック委員会(JOC)がめざす2020年夏季五輪招致の雲行きが怪しい。積極的だった広島市の秋葉忠利市長が突然退任を表明。16年五輪招致に続き検討している東京都の石原慎太郎知事は進退を明確にしない。JOCは4月にある二つの首長選を、祈るような思いで見守る。
(中略)
 JOCが強く望んでいるのが、16年五輪招致で敗れた東京都の再挑戦だ。
(中略)
 ただ、肝心の東京都の動きが鈍い。一度失敗した経験から、都庁内には「都主導の招致活動には限界がある」との声が根強い。
 石原都知事も1月23日、テレビ朝日の報道番組で20年夏季五輪招致について、「私はやりたいが、日本人の国家の態勢から言って無理。総力戦ができない」と述べ、再び招致を目指しても成功は難しいとの見方を示した。「国民に強い意志がない。ひとごとで『やるなら見に行くよ』って。皆がその気にならなかったら、盛り上がらない」。しかも従来、実際に招致活動を始めるかは「次の知事が決めること」としてきた。
 一方で、東京都は再挑戦もにらみ、スポーツ振興局内に招致担当者を置いている。都幹部は「次の知事が再挑戦を決断しても対応できるよう準備はしておきたい」。自民党からは石原擁立論も出始めた。
 「東京都はすでに五輪の準備をしている。五輪反対派が知事にならなければ大丈夫」。JOC幹部の言葉は希望的観測でしかない。(加戸靖史、岡雄一郎、由利英明)


私は、オリンピック招致に「強い意志」はありません。よって、なぜいまさらオリンピックを招致したいのか不思議でなりません。首長がオリンピックを招致したいのは名誉欲のためと考えれば納得できますが、JOCが招致したがっている理由がわかりません。

JOCのホームページに、JOC会長のメッセージを見つけました。関係部分を引用します。

今期2年間の重点施策として、次の8項目を設定しました。
1.2016年東京オリンピック・パラリンピック招致成功のため、東京都、招致委員会と連携しNOCとして最大限の努力をする。
2.バンクーバー冬季オリンピックで好成績をあげるための効果的な強化を行う。
3.JOCゴールドプランを推進し味の素ナショナルトレーニングセンターの活用を含め強化環境をさらに整備する。
4.オリンピック・ムーブメントをさらに推進する。
5.競技団体と連携して国際戦略活動を推進する。
6.環境保全活動を啓発する。
7.財政基盤確立のためのマーケティング活動の充実を図る。
8.スポーツ立国を目指し文部科学省、日本体育協会等関係団体との連携をさらに深める。

8つの重点施策の中で、最も重要な目標といえるのが、2016年東京オリンピック・パラリンピックの招致活動を成功させることです。 2016年には国民の70%が1964年の東京オリンピックを知らない世代というデータもあります。私たちが64年大会で味わった感動を、次世代を担う今の子どもたちにも味わってもらうために、招致活動をぜひ成功させなければなりません。


2016年のオリンピック招致は、すでに2009年に決着しています。JOCのページは更新されていませんが、2016年の招致理由と2020年の招致理由が異なるとは思えません。JOCはこの考えを踏襲しているものとみなします。

自分たちが1964年の東京オリンピックで感動した。すでに国民の70%が東京オリンピックを知らない。あの感動を知ってもらいたい。故に、招致活動をしている、というロジックです。

飛躍がありすぎます。まず、東京オリンピックの後、札幌や長野で冬季オリンピックを開催したことを無視しています。国民の70%が東京オリンピックを知らなくても、日本で開催したオリンピックを知っているのはかなりのパーセントになります。また、オリンピックを自国で開催することがそんなに素晴らしいことであるなら、一度も開催したことのない国にやらせるべきです。

まるで説得力のない主張だから、首長だのみになるのだと思います。

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