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【朝日新聞】社説:朴槿恵大統領―首相と会ってみては

10月7日朝日新聞の社説。

 「歴史や領土問題で後ろ向きの発言をする指導部のせいで、信頼が形成できない」
 韓国の朴槿恵大統領は、訪韓した米国防長官に、そう嘆いたという。日本となぜ、仲良くできないかを語ったものだ。
 安倍首相の歴史認識に、韓国や中国が不信を募らせているのは事実だ。しかし、朴氏の態度にも、日韓関係を改善しようという意欲は感じられない。
 首脳会談は、事務方が用意したシナリオを進めるだけの行事ではない。立場の違いを認めつつ、それを少しでも縮めるためにトップならではの丁々発止の論議ができる重要な場だ。
 不信や不満があるのならなおのこと、朴氏は安倍首相に直接話しかけてみてはどうか。
 そう思うのは、朴氏がこれまでも他国の要人との会談で日本問題を取り上げてきたからだ。
 5月の訪米ではオバマ大統領に「地域の平和のためには、日本が正しい歴史認識を持たなければ」と直訴した。中国でも、歴史問題などで地域の対立と不信が深まっていると憂えた。
 外交の基本は信頼であり、それは対話を積み重ねることで育まれるというのは、ほかならぬ朴氏の持論だったはずだ。
 また、朴氏はこれまで訪ねた国々で、政権の看板政策である「東北アジア平和協力構想」への支持を呼びかけてきた。
 環境やエネルギーなど対話しやすい分野から順に、多国間で話し合う枠組みをつくろうという構想で、日本の参加が欠かせないとしている。
 だが、崇高な理念と、すさびきった日韓の現実との間には落差があり、朴氏の姿勢には戸惑いを感じざるをえない。
 朴氏の今回の発言は、安倍首相の国連演説が背景にあるとされる。首相は紛争下の女性の保護に取り組むと訴えつつ、従軍慰安婦問題には触れなかった。
 日本政府も韓国の反発を予想していただけに、韓国政府側は「国連を舞台に日本が挑発してきた」と受けとめた。不信が不信を呼ぶ悪循環に陥っている。
 だが、日本政府は少なくとも首脳会談の開催を呼びかけている。韓国政府には、日本は日韓関係の改善を中国に見せつけたいだけではないのかと警戒する声もあるが、首脳会談でどちらか一方だけが何かを得ることなどありえない。
 日本との接点を絶つ理由を探すよりも、実際に顔を合わせて問題解決の道を探るのが、賢明なお隣づきあいではないか。
 これからの日韓や東アジアはどうあるべきなのか。
 朴氏の口から聞いてみたい。


いつもの朝日社説だと韓国側に注文を出すと同時に「安倍首相にも言いたい」などと両成敗のようなことを言い出しますが、今回はそういうのがありません。さすがにこの状態での日本政府批判は無理があると思ったのでしょうか。

日本側で韓国を庇う論陣がどんどん小さくなっていることをあらためて認識しました。

なお、韓国の(朴大統領の)立場に立てば、日本と首脳会談をしても日本が竹島をあきらめたり、戦後補償を再考したり、ということは考えられません。つまり首脳会談をするメリットがありません。この状態で首脳会談をすれば国内世論の突き上げを食うのは必至です。したがって、首脳会談を忌避するのは韓国なりの合理的な判断だと思います。日本としても、特に韓国との首脳会談を切望する理由はないように思います。

このまま朴大統領の退任まで首脳会談はないかもしれません。
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