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【映画】ウルヴァリンSAMURAI


【映画パンフレット】 『ウルヴァリン:SAMURAI』 出演:ヒュー・ジャックマン.真田広之【映画パンフレット】 『ウルヴァリン:SAMURAI』 出演:ヒュー・ジャックマン.真田広之
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3D字幕スーパーで鑑賞。

X-MENの映画シリーズはすべて観ています。


X-MEMのいままでのシリーズとは異なり、ほとんどミュータントは出てきません。明白にミュータントといえるのはウルヴァリンと敵の女医だけで、ウルヴァリンを迎えに来た日本女性は予知能力をもったミュータントなのかただの人間なのかはっきりしません。なお、エンドロールの途中でなじみのミュータントも出てきますが、これは続編の予告のようなものなので勘定には入れていません。

明らかなミュータントは二人だけで、敵のミュータントも最後に倒すべき敵ではありません。今までX-MENにはミュータントと非ミュータントの葛藤という基調の上でミュータントどうしの闘いがありました。本作にはそれがいっさいありません。これまでのシリーズの映像の見せ場は、ミュータントの能力でしたが、本作はそれに頼っていません。そもそも日本ではミュータントは発生していない、という設定なのでしょうか。

中盤のクライマックスである、時速500Km(?)で走る新幹線の屋上でウルヴァリンが闘いも、相手はミュータントではなくただのヤクザでした。最後の敵は銀色の人型ロボット(と思ったら強化スーツ)。さらに手下は忍者軍団、と日本テイスト満載です。

大前提として、これらの日本風味を笑って楽しめないと本作は楽しめないと思います。


登場人物がそれぞれ何を考えているのかよくわかりません。まず、ウルヴァリンですが、死を与えてくれるという昔の知り合いの申し出を断ります。ところが断った理由が明かされません。やはり死ぬのはいやだったのか、死んで楽になるのを自分に許さなかったのか、不死を人に与えるのがいやだったのか、よくわかりませんでした。これは観客に委ねた、といえなくもありません。

しかし、昔の知り合いとその息子という二人の重要人物が、それぞれの時点で不合理な行動を取り続けるのは、作劇上の都合としか見えません。


使用人であり幼馴染み、という設定は魅力的ですが、男女それぞれ一人ずつ登場させるのはおかしいです。そういう設定は一人であるべきです。


旧家の家宝のような形で屏風絵が出てきますが、あんな技法の日本絵画はありません。そもそも、安っぽい落書きみたいでした。百歩譲ってあれがすばらしい屏風だという設定を受け入れたとしても、家の使用人が手がかりの紙を小刀でその屏風に突き刺してみせるという演出は変です。主家の大事なものなんですよね?


アクションシーンは、それなりに見せてくれます。ストーリーは考えすぎると駄目だと思います。虚心にアクションと欧米人の考える日本趣味を楽しむ映画です。



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えいび

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