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【朝日新聞】投書:特異な「書」の社会に嫌気

朝日新聞の投書欄より68歳の男性からの投書です。

「日展書道、入選を事前配分」(10月30日1面)を読んで、私から言わせれば「今更なにを」と言いたいです。一方で、告発された方は、素晴らしい勇気の持ち主だと感じました。
 私も長年、書の道を歩んできましたが、年6、7回あった社中展や県展などに入選しただけで、師匠へののし袋が要り、入賞でもしたら、その金額は跳ね上がるのです。新年、お盆のあいさつでもまた同様です。
 当初は、そうしたシステムだとは知らずに通っていたら、師匠が毎回変な顔をするのです。先輩がそっと教えてくれ、金額も明示されました。師匠は高弟に指示し、金額を示すのです。
 その高弟も今回問題となった日展の書の部門に入選していますが、どのくらい金を使ったか想像がつきません。何にでも金がついて回る世界に嫌気がさし、やめて久しくなります。私のような貧乏人には芸術などという嗜みはするなということなのでしょうか。


日展で入選作品を事前に会派ごとに割り当てていたというスクープ記事がありました。関係者から様々な意見が出ていますが、”驚いた”という声はあまり聞きません。”やっぱり”という声ばかりです。

私も事情に通じているわけではありませんが、なんとなくそういう世界なんだろうな、という気がしていました。今回、それが偏見ではなく事実として突きつけられました。

ところでこの投書ですが、日展の問題とは微妙なズレがあります。投書子が言っているのは、書道教室の月謝システムの不透明性であって、展覧会で優秀作を選ぶ基準が組織の力関係で決まっているということとは別の話です。

しかしながら、根っこでこの二つはつながっています。こうした世界は、一般人がうかつに足を踏み入れられない特殊なもの、という印象を強めてしまいました。

関係各位による改善と刷新を望みます。
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えいび

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