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【朝日新聞】いじめやり返す強さ必要? 専門家「大人が環境整えて」

11月7日朝日新聞朝刊より。

大人から「やられたらやり返して良い」と教わった子はいじめの加害や被害を経験しやすい。そんな調査結果を10月3日付教育面で紹介したところ、「やり返す強さも必要では」など多くの反響があった。どう対処すればよいのか。
 「やり返せばさらにやり返される。自分のところで止める勇気が必要だと思いました」。東京都内に住む40代の母親はそう話す。高校生の息子が数年前、部活で暴力をふるわれたり、自分の用具を壊されたりといったいじめにあった。
 本人から相談はなく、保護者会で他の親から指摘されて発覚。教員に相談したが、なかなかいじめはなくならない。息子は体重が減り、死にたいとほのめかすようになった。悩んだ末、退部を勧めた。
 その後、学校の調査で、いじめていた子が上級生から命令されていたと知った。母親は「同情するところはある。所属する集団から離れる解決策にもっと早く気づけば良かった」。
 神奈川県の女性(66)は今春、孫の中1男子(12)に「やり返したらいい」と諭した。小学生の頃からいじめられ、落ち込む姿を見かねてのことだった。その後、孫から「プッツンして蹴りを入れた」と報告があり、「よくやった」とほめたという。今もいじめはなくなっていないが、「いじめる子はいじめていると思っていない。まずは抵抗してわからせないと」。
 子どもがいじめられているとわかったとき、周囲はどうするのが効果的なのか。臨床心理士で東京大学の学生相談所所長、倉光修さん(62)は、まずは教員やスクールカウンセラーに相談することを挙げる。「子どもがおびえている場合、『やり返せ』と言うことで追い詰めてしまう危険性がある」と話す。
 深刻なケースでは自治体の機関や警察の介入が必要になることもある。「周囲の大人に状況に即した判断力が求められる」という。
 「いじめを見たら先生に言うように指導してきた」と話すのは、墨田区立吾嬬第二中の西川由哲副校長。「やり返さないとなめられるというのは確かにあるが、子ども同士で解決するのは無理。本人でも周りでも、大人に助けを求めるのが第一歩だ」
 調査をしたNPO法人「ジェントルハート」の小森美登里理事は、いじめが発覚したら、まずは加害者のいじめを止めるのが先決だと指摘する。「すでに傷ついている被害者に何かさせようという発想が間違いで、普通に学校に通える環境を整えるのが大人の役目」と話す。
 「親や子どもからいじめの相談を受け、解決するのはやはり学校の先生。でも、残念ながら現場のスキルが足りていないケースもある。組織的な研修制度が必要だ」と訴える。


以前にこのBlogで書いた件の続きです。

前に書いたように、このNPOの結論は間違っています。彼らの調査でやり返すことがいじめ対策に効果があるかないかは判断できません。今回の記事でも、やり返すことで悪化した例を挙げることはできていません。せいぜい変化がまだない、という例を一つ示せたのみです。

普通に考えて、いじめにはさまざまなケースがあると思います。大人の力を借りなければ解決しないこともあるでしょう。しかしやり返すことで終息することも少なからずあると想像できます。

まず、子供の力で解決させてみて、それでもどうしようもなかったら大人が出ていくのが順序だと思います。すぐに人をあてにするのが正しいことだとは思えません。

そもそも、どういう理由でこのNPO法人がやり返させることを避けるのかよくわかりません。
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