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【朝日新聞】考えさせま賞 イグ・ノーベル賞創設者、マーク・エイブラハムズさん

11月16日朝日新聞朝刊のオピニオン欄。イグ・ノーベル賞の創設者マーク・エイブラハムズ氏のインタビューです。

イグ・ノーベル賞の紹介にもなっていてエイブラハムズ氏の話は面白かったです。そのこととは別に次のやりとりが目をひきました。

(略)
 ――今年で日本人の受賞は7年連続です。以前、「継続的に受賞者を出しているのは日本と英国。二つの国には奇人・変人を誇りにする風潮がある」と語っていましたが。
 「はい。多くの国では、一風変わった人は蔑視されたり、時には懲罰を受けたりしますから」
 ――でも、日本では「出る杭は打たれる」ということわざがあり、突出した行為がときに否定的に受け止められます。
 「それとはまた別でしょう。奇人・変人の場合、誰も自分自身はそうなりたくはないけど、人気はある。隣の家に住んでほしくないが、自分の国にいることは喜ばしい、そんな感覚はないですか?」
(略)
 (聞き手・行方史郎)


エイブラハムズ氏は、イグ・ノーベル賞に日本人が7年連続受賞したことを根拠に「(日本には)奇人・変人を誇りにする風潮がある」と語っています。それに対して朝日新聞の行方記者は『日本では「出る杭は打たれる」ということわざがあり、突出した行為がときに否定的に受け止められます』と反論しています。

行方記者の反論はおかしいです。

ことわざの存在がその社会を特徴づけるとは限りません。おなじように、日本に「憎まれっ子世にはばかる」ということわざもあります。ことわざがある、というだけではどちらがその社会の本質なのか断定できません。

まして、ここでは外国と日本との違いの話しです。諸外国とくらべて日本社会で突飛な発想がどう扱われているかを比較しなければ意味がありません。

つまり、行方記者は陳腐な日本文化論を頭から信じ込み、根拠を示して喋っているエイブラハムズ氏に対して、馬鹿な反論をしています。恥ずかしい限りです。
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