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【朝日新聞】英、福祉受給を制限 出稼ぎ急増に危機感

1月3日朝日新聞朝刊。英国では、ルーマニアやブルガリアからの移民急増を警戒し、福祉の受給制限などの対抗処置に乗り出したことを報じています。

記事は、英国側の見方だけでなく、ルーマニアやブルガリアの反論や、反移民感情から右翼政党が躍進する可能性への指摘など、多方面から取材が行われています。

日本でも移民を歓迎する論調もなくはないので、欧州の状況は他人事ではないと思います。

ルーマニア側の反論を引用します。

(略)
ルーマニアのコルラツェアン外相は「英国で12年に給付金が申請された子ども4万人のうち、ルーマニア人は324人だけ」と数字を挙げ、「福祉タダ乗り」論に反論した。
(略) 
 (ソフィア=喜田尚)


反論になっていません。

給付金申請の実数を比較しても意味がありません。問題にすべきなのは率です。英国に居住するルーマニア人の全人口に対して給付金を申請している率が英国民より同じとか低いとかいうならば反論になります。もちろん、働きに来ている外国人(ルーマニア人)ともともと居住している英国人の給付金申請が同じ率でもおかしい、という議論はあり得ます。

コルラツェアン外相の発言のどこにも(記事のどこにも)、英国内にルーマニア人が何人いるのか書いていません。喜田尚氏も訊いていないようです。実際に英国にルーマニア人がどれほどいるのかに興味があるわけではありません。ルーマニア外相の反論には説得力がないことを指摘しているのみです。また、そのことに思いをいたさない朝日新聞もどうかしていると思います。
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